「脱ゆとり教育」で韓国化でも目指してるのだろうか?

2011年に実施された、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果に、以下、マスコミ各紙のタイトルに見るように、マスコミ各紙、「脱ゆとり」の教育効果か! と、浮かれているが、、、単に、詰め込み教育やったって、意味がないと思うんだがなぁ〜〜


小学生 理数学力が向上 脱ゆとり教育の効果か
東京新聞 - 2012年12月11日

脱ゆとり効果、小4の理数向上…国際学力調査
読売新聞 - 2012年12月11日

理数学力改善 文科省「脱ゆとりの効果」 国際学力テスト
MSN産経ニュース - 2012年12月11日;

小4の理数学力改善、脱ゆとり効果か 国際テスト
日本経済新聞 - 2012年12月11日

国際理数学力調査:日本の小4過去最高点「脱ゆとり」効果
毎日新聞 -2012年12月11日




国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)における数学の成績(中学校)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/12/11/1328959_02.pdf

1位,韓国 613 点
5位、日本 570 点
9位、アメリカ 509 点

ノーベル賞の数から言うと

韓国(たしか0個) < 日本 < アメリカだが!



国際なんとかがついたり、
「ゆとり」を否定出来るような事象に出くわすと、
直ぐ浮かれて下のような記事を書くマスコミの方が「脱ゆとり」が必要なんじゃない?
と思ってしまうが。。。。。

脱ゆとり効果、小4の理数向上…国際学力調査

 小学4年と中学2年に相当する年齢の子供を対象とした世界的な学力調査「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS
ティムズ
)の結果が11日、国際教育到達度評価学会(IEA、本部・アムステルダム)から公表された。

 日本の順位は小4、中2ともに5位以内で前回調査と同様だったが、小学生は得点が上昇した。文部科学省は「脱ゆとり」教育をめざした新学習指導要領の成果とみている。一方、同時に行われた学習意欲などに関する調査では、国際平均より学習意欲が低い傾向が続いている。

 調査は4年に1度。2011年3月に実施された今回は、小4は50の国と地域、中2は42の国と地域の計約50万人が対象で、国内からは無作為で選ばれた約8800人が参加。1995年の世界の基準点を500点と設定、国ごとに偏差値化した得点で比較できるようにしている。学校で習う基礎的な知識が出題される。

 今回は、小4算数が585点(前回568点)、中2数学は570点(同570点)でいずれも5位。理科は小4で559点(同548点)、中2は558点(同554点)でいずれも4位。順位は横ばい状況が続いているが、得点は小4理科が11点、算数で17点も前回より上がった。文科省は顕著な向上としている。

 理数科目では09年度から授業時間を増やした新学習指導要領が先行実施されており、同省は「反復練習や観察、実験を重視した成果が表れた」と評価している。中2の得点が前回とほぼ同じだったことについては、「積み重ねが必要な理数科目では、中学から新指導要領になっても成果が表れていない」とみている。

(2012年12月12日08時15分 読売新聞)