プルサーマル受け入れの福島県の佐藤知事が入院 大腸から出血し治療【新潟日報】

福島県の佐藤知事が入院 大腸から出血し治療
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/politics/20130114021527.html
新潟日報 2013/01/14


 福島県は14日、佐藤雄平知事(65)が大腸憩室出血の治療のため、13日から福島市内の病院に入院していると発表した。症状は落ち着いており、1週間から10日程度の入院を見込んでいる。
 県秘書課によると、佐藤知事は13日午後、体がふらつくと体調不良を訴えて検査入院し、大腸憩室出血と診断された。手術の予定はなく、安静にして服薬などで治療する。
 佐藤知事は、13日に林芳正農相、14日に民主党細野豪志幹事長との会談を予定していたが、いずれも中止した。15日の公務は副知事が代行し、16日以降も代行か中止で調整する。


(以下、wikipediaより)

佐藤雄平 略歴


福島第一原子力発電所事故への対応

東京電力に「放射能による健康被害の心配はない」と発表するよう要請

東京電力が報道関係者に公開した社内テレビ会議の録画映像によれば、佐藤は福島第第一原子力発電所の3号機が2011年3月14日に爆発した直後に、東京電力福島事務所に対して「いま北西の風が吹いており、観測された放射線量から健康に被害が出る心配はない」という文言を入れるよう要請した。

SPEEDI問題

福島県へは3月11日の事故当夜からSPEEDIによる放射能拡散の予測データが送信されていたが、福島県は3月11日から15日のデータを公表せずに消去した。国会事故調査委員会の参考質問で佐藤は、「ついつい見逃してしまった」と釈明し、陳謝した。

安定ヨウ素剤投与指示について

原子力災害時における安定ヨウ素剤の服用は、『国民保護法に基づく国民の保護に関する基本指針』で対策本部長とともに「都道府県知事は、安定ヨウ素剤の予防服用に係る防護対策の指標を超える放射性ヨウ素の放出又はそのおそれがある場合には、直ちに服用対象の避難住民等が安定ヨウ素剤を服用できるよう、服用すべき時機を指示するものとし、市町村その他の関係機関と協力して、その他の必要な措置を講ずるものとする」と規定されているが、3月14日から、50キロ圏内の26市町村に約110万錠の配備を開始したが、国と県の両方が住民への配布を市町村に対して指示しなかった。いわき市と三春町は独自に安定ヨウ素剤の配布を行った。

この点について、国会事故調査報告書では「知事の権限の不行使が、多くの市町村で配布・服用が行われなかった要因の一つ」であると指摘された。

事故は人災、の認識示さず

2012年2月29日、定例県議会本会議において、「県として全県民対象の賠償を求めていくに当たり、原発事故が明らかな人災と認識しているのか」との議員一般質問に対し、事故の責任については国の検証に待つとの答弁に終始、人災との認識は示さなかった。